2015年2月22日日曜日

String Quartet No.13 in G major, Op.106 - A.Dvořák

昨日の慟哭の音楽に対するとしたらそれは、自分の感情というところを超越した、優しい祈り、といったものだろう。
Dvořákの弦楽四重奏13番には、それが感じられる(ような気がする)。

この作曲の年、Dvořákは、初恋の相手であり、義姉であるヨゼフィーナ・チェルマーコヴァを亡くした(ちょうどこの失恋から30年の年でもある。この失恋を元に曲も幾つか書いているので、Dvořákにとっては結構重要な出来事だったといえるだろう)。
また、アメリカにいることが(精神的・金銭的に)覚束なくなり、チェコ・ボヘミアに帰還して来た年でもある。
Dvořákはその後、ずっとボヘミアで過ごすことになる。

4楽章が本番なので、最後まで楽しんでほしい。
昔が懐かしくなる音楽であること請け合いである。
最後まで聞くと、昨日のメンデルスゾーンとは本当に対照的に感じられるだろう。


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