2015年2月17日火曜日

Enigma Variations, Op.36 - E.Elgar

変奏曲!
僕は変奏曲大好き人間である。

古来、変奏曲というのは音楽家の才能をはかる上で重要なものであった。
モーツァルト、ベートーヴェンなどは、与えられた主題に対して即興で変奏をつけていく、というようなことを演奏・作曲家として生業にしていたことすらある。
つまり、変奏曲に感動する、というのはけっこうプリミティブな衝動のようなものなのではないだろうか。

今日取り上げるのは、比較的新しめの曲で、『謎』という表題がついている。
最近の作曲家(1800年代後半だ)なので、僕はほとんどこの作曲家について知らない。
そもそもこの曲を知ったのは、暗号機械について調べていた時だった。
当時のElgarについての僕の認識は、「威風堂々の人」であり、この曲によってElgarすげー、となったものだった。

今日紹介するのは、BBC交響楽団 / Jirí Bělohlávek指揮 の演奏である。
最高ではないかもしれないが、好きな録音である。
とくには、音の強弱を含めた表現が効果的に行われているところが良いと思う。
テンポは平均的だが、Elgar自身が振った演奏よりは遅い。
作曲自身の演奏というのは、大体良い結果を生まないものだが(とくにラフマニノフ←)、Elgarが振った演奏はなかなかだと思う(今回は紹介しない)。
これまた紹介しないが、Colin Davis, Leonard Bernsteinなどの録音も良い。
両者は特にテンポにおいて両極端の解釈をしており、全曲の終了までに10分以上の差がある。

各変奏には名前が与えられており、それが与えられた人物自身のことも詳しくわかっている。
それらを思いながら聞くのも良いかもしれない。

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